教育理念
生徒・保護者・教師の3者間の理解と信頼関係を基に、心温まる交流を通して人間らしい教育を行う。
教育方針
日本語を第2言語として教えるとともに、言語の背景となる日本文化を幅広く紹介する。わかる授業によって、学ぶ楽しさや学習意欲を引き出す。
教育目標
正しい、生きた日本語の取得と、日本文化に対する理解を深めることによって、調和のとれた国際人を育成する。
教育理念
生徒・保護者・教師の3者間の理解と信頼関係を基に、心温まる交流を通して人間らしい教育を行う。
教育方針
日本語を第2言語として教えるとともに、言語の背景となる日本文化を幅広く紹介する。わかる授業によって、学ぶ楽しさや学習意欲を引き出す
教育目標
正しい、生きた日本語の取得と、日本文化に対する理解を深めることによって、調和のとれた国際人を育成する。
日本語学園協同システムは今年創立107年を迎える事が出来ました。
1911年羅府日本人会により設立され故島野好平先生が園長として迎えられ、第2次世界大戦まで在職、日米開戦と共に閉校となりましたが1948年杉町八重充博士を園長として迎え再開されました。その年の2月第1学園を皮切りに10月には羅府中央学園、翌年にはバレー学園と次々に開校され1975年には7校になり本部には成人部、教養科もあり、書道 生け花 茶道 木目込み人形など日本文化を教えるクラスも充実しておりまして運動会、日本へのスピーチ研修旅行も2年に一度参りまして、地方の学校との交流もございました。
皇居にもご招待頂き天皇、皇后両陛下、当時の皇太子様、雅子妃殿下の御前にて生徒達はスピーチもさせて頂きました事は大変貴重な経験になった事と思います。この行事は日本の外務省を通して十何回か行なわれました。
私の子供、2人も1975年より協同システムにお世話になりまして、お陰様で知り合いの無かった私達家族にとりましては、掛け替えのない多くの友人に出会えた場所でも有ります。日本語が出来ましたお陰で子供達にも世界が広がった様です。上の子は研究部までクラスを取りましたので15年、下の子は13年お世話になりましてこの学び舎の友とは未だにお付き合いが有る様です。第一回 の卒業生は多分もう80歳位にはなられていると思います。
現在では各家庭でのお子様の数も少なくなり、住まいが昔の様に日本人がひと所にまとまって住むことにがございませんので、なかなか生徒を増やす事は容易な事ではありません。規模は縮小致しましたが継承日本語の大切さを感じる、魅力ある学校に致したいと関係者一同渾身の思いで取り組んでおります。由緒ある日本語学園協同システムの今後の発展を温かく見守って下さいます様切に願っております。
日本語学園協同システム 理事長 小林 政子
2018年7月から田中前学園長の後任として学園長になりました。日本語学園協同システムは1911年に創設されて以来、ロサンゼルスに住む日本人・日系人の子弟の日本語学校として長い期間に渡って重要な役割を担ってきました。卒業生や修了生の数は数千人を超え、ロサンゼルスだけでなく他の都市まで広がり、様々な分野で活躍しています。
それと同時に、協同システムが経験しているここ数十年間の大きな変化は私たちの学校に通う生徒たちが、これまでのように日本人・日系人に留まらず、アメリカに住む様々なバックグランドの子供たちも多くなってきていることです。この背景には、日本製の車や電気製品などがアメリカで高い評価を得てきたことの他に、日本のゲームやアニメの世界でアメリカの若い人たちに魅力を与えている影響もあると思います。数年前のスピーチコンテストでは宮崎駿監督のアニメの世界を生き生きと語ってくれた米国人の高校生がいました。
ロサンゼルスで長く日本語を教えてきた私たちの学校の役割は日本人・日系人の子弟に日本語や日本文化を継承してもらうと同時に、コミュニティに住み、日本語や日本文化に関心のある誰もが学べる学校でありたいと思っています。外国語や外国文化を学んでいくことは日頃の積み重ねが必要な点で簡単なことではありませんが、知識が増えていくことにより、新たな世界が開かれていくという喜びがあります。私たちの学校が生徒の皆さんに楽しく学んでいけるように、色々なお手伝いができればと思っています。
日本語学園協同システム学園長 村方 清
沿革
1911年11月 | 羅府第一学園が創設。 |
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1941年12月 | 日米開戦で閉校。 |
1948年2月 | 羅府第一学園が再開し、協同システムの基礎が確立。 |
1948年10月 | 羅府中央学園内に土曜学校を設置。 |
1949年8月 | バレー学園が創設。 |
1951年10月 | 羅府中央学園毎日部が協同システムに参加。 |
1952年9月 | ハリウッド学園が協同システムに参加。 |
1955年11月 | パサデナ学園が協同システムに参加。 |
1955年12月 | 協同システムの中学部としてメンロー街1218の元赤十字社本部建物を購入。 |
1956年2月 | 協同システム本部をメンロー街1218に設置。 |
1957年7月 | 高等部を本部に設置。 |
1958年9月 | 協同システム創立10周年記念式典を実施す。 |
1967年10月 | 協同システム創立20周年記念式典を実施。 |
1977年9月 | 協同システム創立30周年祝賀式典を実施。 |
1988年11月 | 協同システム創立40周年祝賀式典を実施。 |
1998年11月 | 協同システム創立50周年祝賀式典を実施。 |
2008年10月 | 協同システム創立60周年祝賀記念童謡コンサートを実施。 |
2011年7月 | 第一学園アーバイン校開設。 |
2011年11月 | 羅府第一学園創立100周年祝賀式典を実施。 |
教員募集
協同システムの目標に賛同でき、毎週土曜日の午前中に勤務できる方を適時募集。 協同システムにある5校のいずれかに勤務 |
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応募資格 | 米国内の労働許可所有者 日本で短大もしくは4年制大学以上の卒業者及び同等の日本語教育を受けた者 日本の高校あるいは同等の日本語教育を受け、米国4年制大学卒業生 |
経験者優遇、未経験者歓迎。履歴書をOffice@kyodousystem.orgまで送付してください。 |